OM-D E-M1 MarkⅡの便利機能紹介『深度合成』

Olympusのミラーレス一眼カメラ『OM-D E-M1 Mark II』を普段メイン機として使っていますが、せっかくなのでいろいろな機能を使いこなそうと思い色々試しています。
その中で今回は『深度合成』機能をご紹介します。
『深度合成』とは?
ピント位置を少しずつずらしながら撮影して合成し、手前から奥まで広い範囲にピントが合った1枚の画像を作成する機能です。合成された写真は画角が少し狭くなります。
まずは普通に絞り値:f/2.8で撮影。

目の部分のピントが甘くなっています。

こちらが『深度合成』をした画像です。同じ絞り値:f/2.8でも頭の部分全体にピントが来ています。
これを普通に絞って撮ると…

絞り値:f/8で撮りました。背景のボケ量が減ってしまいました。
背景をぼかしたいけど絞ってで撮りたい…という時には『深度合成』便利ですね。
『深度合成』の設定方法

MENUボタンを押してメニューを出します。→「撮影メニュー2」の「ブラケット撮影」を「On」にします。

「Focus BKT」を「On」にします。

「深度合成」を「On」にします。ここで撮影枚数なども変更できます。

最後に「On」を選べば設定完了です。
『深度合成』に対応するレンズがあるので事前にチェックすると良いですね。
対応一覧はこちら→深度合成モードに対応する M.ZUIKO DIGITAL レンズ
今回はOM-D E-M1MarkⅡの便利機能『深度合成』をご紹介しました。
OM-D E-M1MarkⅡにはまだまだ素晴らしい機能がたくさんあるのでまた紹介したいと思います。
それでは。
2021-03-07 by
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